ネットワークビジネスで毎月、十分に生活できるだけの収入を得ている人に共通する特徴として、「他社で一回、失敗している人」というのが挙げられます。
勝ちやすいネットワークビジネスを選ぶから。
彼ら・彼女らは、一度他社でネットワークビジネスを経験し痛い目にあっているはず。
それでも同じ業界に戻ってきているのはなぜでしょうか?
答えは簡単です。
1社目で懲りたこと、嫌だったことがないビジネスプログラムを選んでいるからです。
数多くネットワークビジネスがあるとはいえ、ほとんどの方は「紹介してくれる人がいたから」というきっかけで会社を決めてしまいます。
ネットワークビジネスをやる・やらないについては、結構悩んだり迷ったりするけれど、どこの会社のネットワークビジネスをやるかについてまで比較検討する人は、ほとんどおられません。
やってみて初めて、どれぐらい時間がかかる仕事なのか、どれぐらい人を集めなくてはいけないのか、獲得したランクを維持するにはどういう動きをしなければいけないのかを学ぶのです。
しかし、こうした経験をするとネットワークビジネスを選り分ける知識と経験が身につきます。
ビジネスプログラムの説明を聞いても理解力が早く、場合によっては説明者以上に内容を掴んでしまいます。
「このビジネスプログラムだと、報酬を獲得するまでに時間がかかりそう」
「ここの会社はセミナー代が結構するわね。経費高だわ」
「ランク獲得は簡単だけど、これを維持するのは相当大変なはずよ」
これまでの経験と照らし合わせて、「難易度」を推測することができます。
必要な情報を引き出す「質問力」も身につけているため、イイコトだけを聞いてうのみにして…ということもありません。
失敗経験を経て賢者になる。
右も左もわからない。
ネットワークビジネス若葉マークの頃は「とにかく頑張るしかない!」と走り続けるものです。
そもそもその会社のビジネスプログラムで成功するにはどれぐらいの仕事量が必要なのか、どれぐらいの経費を伴うのか、初収入までどれぐらいの時間がかかるのか、イメージすらできていないのに「とにかく頑張る」だけでは効率が悪すぎます。
成功するためのロードマップも描けていないのに、着手して失敗してしまう。
そんな経験を持つ人はたくさんいるでしょう。そしてその「失敗経験」は人を賢くさせます。
次に他のネットワークビジネスの話を聞いた時に、チャンスとリスクをきちんと見極めることができるのです。
失敗経験を持つネットワーカーは慎重です。
「この会社のビジネスプログラムなら、イケる!」という確信を持つまで、決して安易に契約をしたりもしません。
以前自分が経験したビジネスプログラムより、よっぽどやりやすい企業を選んで再挑戦するから、自ずと成功率が高くなるのです。
さらに再挑戦者たちには太い人脈があります。
それは以前のネットワークビジネスで知り合った失敗仲間たちです。
たとえ失敗経験であれ、必死に動き苦労や喜びを分かち合った仲間は仲間です。
もう一花咲かせたい!と本気で願う人がいれば、チームは再結集します。
「以前よりずっと楽よ」
「こっちの方が稼げるわ」
しかも、互いに賢くなったアタマでいろいろ情報交換をして、「イケる!」と見たネットワークビジネスを選んでビジネス活動を始めるから無駄がないのです。
即戦力をもった経験者たちが、報酬ランクに向かって一致団結するわけですから、展開が早いのも頷けます。
あきらめることから始めよう。
逆を言うと、1度目の会社で成功する人はとても少ないということ。
知人からたまたま紹介された一社目が自分にぴったりくるなんて、奇跡に近いことです。
ネットワークビジネスでどうしても成功したいというのなら、勇気を出して「あきらめる」こと「乗り換えること」も大切です。
チャンスの女神は今いる場所で現れるとは限らないのですから。
余談ですが、新興のネットワークビジネス運営会社は内部の人も他社ネットワークビジネスの経験者、卒業生ということがとても多いです。
前の会社ではココが大変そうだった。ココに躓く人が多かった、という自分たちの経験を活かしてビジネスプログラムを組んでいるので、大手、老舗どころよりビジネスプログラムが初心者向けになっているという点も重要なポイントです。
自分にはハードなビジネスプログラムだと感じたのなら、無理に付き合うのではなく
「乗り換え」をするのも選択肢の一つ。