数あるネットワークビジネス。分裂したり、社名を変えたり、毎年毎年新しい会社がどんどん生まれていますが、売上トップランキングに入る会社は有名老舗どころの顔ぶればかり。
強いものは強い、崩せない牙城
下記は2020年度の売上ランキングです。見てみると前年度から大きな変動がないことがわかります。
突如彗星のように現れるルーキーはおらず、屈強な10社がランク内を微妙に動いている、という感じです。
強いものは強い、という世界ですね。
一昨年度12位だったモデーアが今季は初ランクインとなっていますが、ニューウェイズという社名だった時代を合わせれば十分に老舗と言えます。
歴史が長い会社はリピーターを多くつかんでいること、信頼という強みがあるという見方ができます。
売上1位のネットワークビジネスに関わるべきか?
不動の1位ともいえるアムウェイは2位や3位に比べ売上高も頭ひとつ抜けています。
このビジネスに関わっている会員は「うちはこの業界1位なのよ」というセールストークをほぼ間違いなくしていると思います。
ネットワークビジネス=ねずみ講という誤解が横行する中であれ、コロナ禍であれ、売上ランキングに変動はほぼありません。業界全体の売上が軒並み下がっても上位10社の「位置付け」はほぼ変わっていないのです。
しかし業界上位の企業には上位としてのデメリットもあります。
まず第一に登録会員が多く、ライバルが多いということ。
「アムウェイの話なら以前聞いたことがあるわ」「私もう会員登録しているわよ」と言われたり「あのアムウェイよね?」と社名が悪名になってしまっているケースもあります。
またネットワークビジネス会社は売上げ=会社に残るお金ではありません。
小売差益、ボーナス報酬として会員に払い出しがあります。売上から、会員への還元等を差し引いたランキングが上記の表どおりとは限りません。
売上げが大きな会社であれば会員たちの収入も大きいというのが誤り。
稼げていない会員が多くても会社の売上は伸びていくのがネットワークビジネスです。
売上順位より、バランスが大事。
そもそも売上上位の会社で仕事をしていても、自分の売上が僅かしかなければ意味がありません。
会社規模と稼ぎやすさ、活動しやすさのバランスがとれているかどうかを重要しした企業選びが肝要です。