成功率の高い人に共通していること。
私はネットワークビジネス運営会社中の人として、MLM(マルチレベルマーケティング)を肯定もしないし否定もしません。
ただ

「誰にでもできる簡単なお仕事だよ」

「隙間時間でコツコツやれば絶対、成功するよ」
という安易な勧誘を聞くと、それは違う!と思ってしまいます。
どんな世界でも「できる人」と「できない人」はいます。
最初から決まって決まっているといっても過言じゃない。
ちなみにここでは成功者=稼げる人という意味で使っています。
結論から先にいうと、
この2つ、要するにお金に紐づいているわけですが…いずれか、もしくは両方の条件を満たす人の成功率が圧倒的に高いです。
①失うものがない人の馬鹿力

失敗経験などで借金を背負っている人というのは、そもそもちょっと稼いだぐらいでは、0ベースに戻るだけ。
マイナスを背負っている以上、人並み以上に頑張るしかありません。
「引くに引けない」「もう後がない!」という強さがあります。
旦那さんに隠れてMLMに手を出して、数百万の借金を抱えて…という方、
前のMLMで人間関係的にうまくいかなくて飛び出してきたという方、
こうした方々は何とか起死回生したい、見返したいという反骨精神もパワーになって、すさまじい努力・根性・打たれ強さ・継続力で取り組まれていました。
②守りたいものがある人の献身力

2つ目のケースには、
というような動機を持つ方等が当てはまります。
人は自分のためには頑張りに限界があるけれど、誰かのため、愛するもののためならどこまででも頑張れるものです。
自分の愛するもののため、というと美談にも聞こえますが、裏を返せば自分のテリトリー以外の人は踏みつけにしてもいい、というしたたかさも発動します。
家族を守るためなら他人は騙そうが傷つけようが構わない。
そんな覚悟は、人間的には問題があっても、ネットワークビジネスの世界では成功力に直結しているのです。
③先輩メンバーズと強固なタッグを組む共生力。

MLMの集まりに行くと、必ずメンバーズ同士の自己紹介タイムが設けられます。
その中で、トップメンバーズは「がけっぷちで失うものがもうない人」「愛すべきもの、守りたいものがある人」を見つけると、「金のたまごを見つけた!」とばかりに積極的に声を掛けます。
そして仲間にとりこんで、自分のビジネスパートナーになってもららうべく育成にも時間をかけていきます。
ですのでもし今、この記事を読んでいる人が、MLMを頑張り始めた人なら、アップの人への自己紹介の準備は十分にした方がいいです。
「私、こんなに追い詰められてます」感をしっかりと伝えれば、それだけ時間を割いてノウハウを教えてくれるはずです。
スキルもあり育成力もある、すてに成功している先輩会員とタッグを組むことができれば、成功率は格段と高まります。
人とうまくやるのが苦手、会社勤めは無理そうなので、ネットワークビジネスを選択した、という方がおられますが、ネットワークビジネスこそ、もっとも人とのコミュニケーションが求められるお仕事です。
協調性、共生力がなければ収入を得られるステージには近づくことすらできないということを覚えておきましょう。
4%の勝ち組に絶対入るという覚悟

一般的に、ネットワークビジネスの成功率は4%と言われています。
100人挑戦して96人は失敗に終わるというシビアな世界で生き残るには、生半可な覚悟では立ち行かないということです。
ましてや安易な副業とはまったく質のことなるものです。
「絶対に、何があってもやる。いつまでにやる!」とロードマップを描けていなければ4%の中には決してはいれません。
ネットワークビジネスの商材が好きだから使いつつ、口コミもやっていく。
セミナーや勉強会で自分磨きがしたいから。
お友達が頑張っているお仕事だから応援したくて自分も始めたの。
というような方は最初から深入りせずに、「関わるのはココまで」という線引きが必要です。
がっつりやるか、線を引いた付き合いをするかの「覚悟」もまた必要です。
覚悟があるかどうかが成功者・非成功者の境界線。
成功するかどうかは、最初から決まっている。